所在地・住所 | 大分県宇佐市南宇佐2859 |
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電話番号 | 八幡大神、比売大神、神功皇后 |
参拝料金 | 無料 |
参拝時間 | 4月から9月:5時30分から21時 10月から3月:6時から21時 |
祭神 | 八幡大神、比売大神、神功皇后 |
創建 | 725年 |
アクセス | 宇佐駅(JR九州日豊本線)から、大交北部バスで「宇佐八幡」バス停下車 (乗車時間約10分 |
公式サイト | http://www.usajinguu.com/ |
全国に4万社以上ある八幡社の総本宮
全国には八幡の名前のついた場所がいくつもある。それらはその地に八幡社が存在するか、八幡社に関わりのある土地だ。
全国に4万社以上あるといわれる八幡社の総本宮がこの宇佐神宮だ。祭神として八幡大神(応神天皇)、比売大神、そして応神天皇の母である神功皇后をまつっている。
神社の縁起によると創建は725年。現在の地に社殿が建てられ、八幡大神をおまつりしたのが始まりとされている。それとは別に、八幡大神が初めて現れたのは571年との話も伝わっている。境内にある菱形池に輝く童子の姿で現れた、というものだ。
八幡大神は東大寺の大仏建立の際に「私が天の神と地の神を誘い率いてかならず成功させる」と協力を託宣。また皇位を狙っていた僧·道鏡の野望を防ぐお告げを下すなど、その神徳を遺憾なく発揮した。そうして徐々に人びとの信仰を集めていった。
また、『八幡宇佐宮御託宣集』には、「八幡大神が辛国の城(渡来人の住んだ地域)に天降り、日本の神となった」という趣旨の記述がある。『御託宣集』の成立は鎌倉時代とみられ、そのまま信用することはできないが、八幡大神は渡来人とも深い関わりのある神だ。
10年に一度使われる日本百名橋の一つ
大鳥居をくぐり、手水舎を右手に曲がった先の西山道にある屋根付きの橋。鎌倉時代からあり、天皇からのお遣いである勅使が参向する 10年に一度の勅使祭の時のみ使用される。呉橋と呼ばれ、その由来は呉の国(中国)の人が掛けたからともいわれている。