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大原野神社(おおはらのじんじゃ)

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所在地・住所 京都府京都市西京区大原野南春日町1152
電話番号 075-331-0014
参拝料金 無料
参拝時間 自由
祭神 武御賀豆智命、伊波比主命、天之子八根命、比咩大神
創建 784年
アクセス 阪急バス(南春日町行き)で「南春日町」バス停下車 (乗車時間約20分、下車後徒歩約7分)
公式サイト http://oharano-jinja.jp/

京都・西山に建つ春日大社第一の分社

784年の長岡京遷都の際に、藤原氏の氏神である奈良の春日大社の神々を分霊してまつった神社。春日大社の第一の分社であり、「京春日」、「京の春日さん」と親しまれる。

春日大社の建つ御蓋山は平城京に近く、神々が降臨した山だ。大原野神社の建つ小塩山も同様に長岡京に近く、京都・西山のなかでもひときわ美しい稜線をもっている。桓武天皇の鷹狩りに随行してこの地を訪れていた藤原氏の人々も何度もその風景を愛でていたという。

社殿の造営は850年のこと。左大臣・藤原冬嗣の孫にあたる文徳天皇によって造営された本殿は、春日大社と同じく春日造。桧皮葺きで鮮やかな朱
色が美しい一間社が四つ並んでいるところも春日大社と同じだ。

藤原一族では、女子が生まれると、中宮や皇后になれるようにと大原野神社に参詣し、それがかなった際には華やかな行列を整えてふたたび参ることが習わしとなっていた。藤原道長や紫式部も供をした1005年3月の中宮彰子の行啓はひときわ華やかだったといわれている。

この大原野神社は紅葉の名所としても有名。電車の駅からは離れているにもかかわらず、秋になると多くの人が訪れる。8万3000平方メートルある神域のおよそ8割が林。紅葉のみならず、春夏秋冬それぞれに違った景観を楽しませてくれる。

また本殿南の神苑にある「鯉沢の池」は、奈良・興福寺の猿沢池がモデル。初夏には杜若や睡蓮が花を咲かせ、境内に彩りを添える。約10メートル四方のこの池には、流れ込む川などはなく、湧き水や雨水だけで成り立っている。池の西側には、奈良時代の歌人・大伴家持が好んだとされる瀬和井の清水も湧いている。この清水は、文徳天皇の皇子、のちの清和天皇の産湯にも用いられたという。鯉沢の池の源と同様、古くから清らかな湧き水に恵まれていたのだろう。

狛犬ならぬ、狛鹿。境内には像がたくさん

京の春日大社といわれる大原野神社だが、境内に鹿はいない。けれど、拝殿前には、犬ではなく狛鹿があり、手水舎にも鹿の像がある。おみくじも木彫りの鹿がくじを口にくわえた愛らしいものだし、土鈴などの授与品も鹿をモチーフにしたものが多い。

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