近畿 奈良県

丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)

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所在地・住所 奈良県吉野郡東吉野村小968
電話番号 0746-42-0032
参拝料金 無料
参拝時間 8:00~17:00
祭神 罔象女神、伊邪奈岐命、伊邪奈美命
創建 675年
アクセス 近鉄大阪線「榛原駅」下車、奈良交通バスの[東吉野村役場行]に乗車、「東吉野村役場」下車。
公式サイト https://www.niukawakami-jinja.jp/

戦国期には所在不明に、飛鳥時代からの水の神

奈良・吉野の山中に鎮まる丹生川上神社。創祀は675年。平安時代の法令集『類聚三代格』によれば、「人の声の聞こえない深山・吉野の川上にわが宮を建ててまつれば、天下のために甘雨を降らせ、霖雨を止めよう」との神託を受け、天武天皇が創建した。

祭神・岡象女神は水をつかさどる神であり、丹生川上神は、雨師明神とも称され、祈雨・止雨の神として朝廷から尊崇を受けた。その際、供え物とともに、祈雨には黒馬、止雨には白馬(または赤馬)が献上されたという。平安期には、京都の貴船神社とともに厚く信仰されており、763年から応仁の乱のあった1467年までの間に朝廷による祈雨止雨の祈願が次回行なわれたことが記録に残されている。

しかし戦国時代に入ると祈願は中断。神社の所在地すらわからなくなってしまう。明治維新後の調査で1871年に丹生村(現在の下市町)にある神社が丹生川上神社とされるも、4年後の1875年には過去の文献との食い違いが発覚。川上村の神社が本来の丹生川上神社だとし、前者を「下社」、後者を「上社」と改めることとなった。

ところが、1915年に東吉野村の蟻通神社こそが真の丹生川上神社とする説が唱えられ、内務省の調査により1922年にそのことが確定。以降、3社合わせて丹生川上神社とし、蟻通神社だった丹生川上神社を「中社」に、社務所も中社に置かれることとなった。戦後、3社はそれぞれ独立。中社は丹生川上神社と社名を改めた。

境内には、水の恵みを受けて大きく幹を伸ばした樹齢1千年の叶え大杉がそびえている。また相生の杉と呼ばれる樹齢約800年の2本の杉が向かい合って仲良く立っていることから、夫婦円満、延命長寿のご利益があるという。

本殿脇の「丹生の真名井」は「清めのお水」とも呼ばれ、祭神の霊力を受けた神水が今もこんこんと湧き出ており、日中夜遠近よりくみに訪れる人の姿も多い。

太鼓台が競う、10月の喧嘩祭り

10月に行なわれる小川祭りでは、氏子衆に担がれた八連の太鼓台が乱舞。境内でぶつかり合うことから「喧嘩祭り」とも呼ばれる。台の上には「乗り児」と呼ばれる児童が4人乗って太鼓を勢いよくたたくが、この乗り児は祭礼が終わるまで地に足をつけない。

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