近畿 京都府

松尾大社(まつのおたいしゃ)

松尾大社(まつのおたいしゃ)

https://www.instagram.com/p/B1Cl8VUghDa/

所在地・住所 京都府京都市西京区嵐山宮町3
電話番号 075-871-5016
参拝料金
  • 大人:500円
  • 学生:400円
  • 子供:300円
参拝時間
  • 平日・土曜 午前9時~午後4時
  • 日曜・祝日 午前9時~午後4時30分
祭神
  • 大山咋神(おおやまぐいのかみ)
  • 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
創建 701年
アクセス 阪急嵐山線「松尾大社」駅から徒歩3分
公式サイト http://www.matsunoo.or.jp/

山全体を御神体とし渡米一族・秦氏が創建

松尾大社の社殿は松尾山の麓にあるが、山全体が松尾大社だといえる。『古事記』によれば、祭神・大山咋神は、別名「山末之大主神」といい、「近江の日枝山(現在の比叡山)と葛野の松尾に坐す」神。この記述から大山咋神は、太古の時代から松尾山に鎮座していたことがわかる。そこに暮らす人々が、山全体をいわゆる山の神、生活の守護神として信仰していたのがこの神社の始まりだ。

社殿の造営は701年。秦氏によって建立される。秦氏とは朝鮮半島からやってきた渡来一族のことで、彼らは保津峡を切り拓き、大堰(ダム)を建設。農業や養蚕、機織りなどを日本にもたらした。その1人、秦忌寸都理が文武天皇の勅命を受けて社殿を建立。

同時に山の頂上にある磐座に神霊を遷し、自身の娘・知満留女を斎女(神に仕える少女) として奉仕させたといい、以降、明治時代に至るまで秦氏の子孫が代々神職を務めた。

その秦氏の特技が酒づくり。秦氏の氏神でもあった松尾大社は室町時代以降、日本一の酒づくりの神と仰がれ、現在でも境内にはたくさんの酒樽が奉納されている。また、境内の亀の井から湧き出す水を酒づくりに用いると腐ることがないともいわれており、各地から醸造業者が訪れる。

境内には見所が多い。まず本殿。多くの神社の本殿は、「へ」の字のように片側の屋根が長い流造だが、松尾大社の本殿は前後の屋根の長さが同じ両流造。この形は非常に珍しく「松尾造」とも呼ばれる。また、多くの神像を所蔵しており、神像館にて拝観が可能(要拝観料)。なかでも祭神をかたどったとされる3体は平安時代初期の作とされ、国内最古といわれている。さらに庭園。昭和を代表する作庭家・重森三玲によるもので3庭から成る。石の白と緑のコントラスト、大胆な曲線使いが印象的な庭園で、氏の最後の作品でもある。さらに時間と体力が許すようなら、山上の磐座にも足を延ばそう。古の人々の自然への畏怖が感じられる。

-近畿, 京都府
-

Copyright© 神社バンク , 2021 All Rights Reserved.