景色が美しい、おすすめの絶景神社をまとめてご紹介しています。
伊勢神宮(三重県伊勢市)
広大な聖域を神秘的な森が覆う
伊勢神宮は、5500ヘクタールの広大な宮域林きゅういきりんに覆われている。樹齢約400~900年といわれる巨木がそびえる風景は、いかにも神聖な聖地らしい。
それら樹々の間からこぼれる木漏れ日をあびながら、玉砂利を踏みしめて参拝すると、心が洗い清められることだろう。
植物学者でもあった昭和天皇は、1959年の伊勢湾台風で伊勢神宮の周囲の巨大な杉が傷ついたことを懸念したが、のちに国民の勤労奉仕で森が回復すると、おおいに喜ばれたという。
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伊勢神宮(いせじんぐう)
所在地・住所 内宮(皇大神宮):三重県伊勢市宇治館町1 外宮(豊受大神宮): 三重県伊勢市豊川町279 電話番号 0596-24-1111(午前8時30分~午後4時30分) 参拝料金 無料 参拝時間 ...
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霧島神宮(鹿児島県霧島市)
伝説の山を神域とする南国らしい紅葉の名所
紅葉の名所として知られる神社は数多いが、霧島神宮はその代表格といえるだろう。温暖な鹿児島県らしく、境内では1月下旬まで色づいた大量の紅葉を楽しむことができる。
葉が緑色の夏季も、赤い鳥居と青葉のコントラストが目にも鮮やかで美しい。また、霧島神宮の神域で天孫降臨の地とされる高千穂峰も、霧がかった遠景はいかにも幻想的だ。
幕末には坂本龍馬も新婚旅行で高千穂峰を訪れ、山頂にある「天逆鉾」を見物している。
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霧島神宮(きりしまじんぐう)
所在地・住所 〒899-4201 鹿児島県 霧島市 霧島田口2608-5 電話番号 0995-57-0001 参拝料金 無料 参拝時間 自由 祭神 天饒石国饒石天津日高彦火、瓊杵尊、相殿神、木花開姫尊 ...
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宇佐神宮(大分県宇佐市)
境内の緑と対照をなす朱塗りの名建築の数々
東洋では古来から、朱色は邪気を払う色彩として尊ばれてきた。宇佐神宮は、鳥居のみならず勅使門(南中楼門)をはじめさまざまな建物を彩る朱塗りの柱が鮮やかだ。とりわけ、西参道の寄藻川に架かる呉橋は周囲の緑と、屋根のついた朱塗りの橋のコントラストが印象的。
JR宇佐駅も宇佐神宮を思わせる朱塗りの柱を用いている。境内は300本のソメイヨシノが茂る桜の名所としても知られ、花見シーズンには多くの参詣者が集う。
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宇佐神宮(うさじんぐう)
所在地・住所 大分県宇佐市南宇佐2859 電話番号 八幡大神、比売大神、神功皇后 参拝料金 無料 参拝時間 4月から9月:5時30分から21時 10月から3月:6時から21時 祭神 八幡大神、比売大神 ...
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白山比畔神社・白山奥宮(石川県白山市)
いかにも神域らしい白い雪を抱いた山 「白山」
山岳信仰の聖地は数多いが、北陸地方に位置する白山は、その名のとおり夏季以外は山頂が白い雪に覆われ、遠目にも緑と白のコントラストが美しい。
拝殿へ向かう表参道は、視界を覆うような高い木々が生い茂り、いかにも俗世を離れた神域らしく、清浄な谷水が手取川に注ぐ琵琶滝など見所が少なくない。
標高2700メートルの位置にある奥宮への参詣は容易で は な いが、雲海を見下ろす眺宣井日山 御前めはまさに絶景だ。
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白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)
所在地・住所 〒920-2114 石川県白山市三宮町ニ105-1 電話番号 076-272-0680 参拝料金 無料 参拝時間 自由 祭神 白山比咩大神、伊邪那岐尊、伊弉冉尊 創建 紀元前91年 アク ...
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嚴島神社(広島県廿日市市)
海と神社が一体化した「日本三景」の一つ
厳島(宮島)は、同じく海に面した宮城県の松島、京都府の天橋立とともに「日本三景」と呼ばれている。
厳島神社の最大の特徴は、海を敷地としていることだ。有名な海上に建つ朱い大鳥居は、岸から200メートルの沖合にあり、とりわけ夕焼けの時間帯の景色は神々しい。
このほか、境内の多宝塔など朱塗りの建築物と、海面の青のコントラストは鮮烈。日が落ちた後、ライトアップされた社殿が海に浮かぶ遠景も美しい。
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嚴島神社(いつくしまじんじゃ)
所在地・住所 広島県廿日市市宮島町1-1 電話番号 0829-44-2020 参拝料金 大人:300円 高校生:200円 小中学生:100円 参拝時間 午前6時30分-午後5時 祭神 市杵島姫命、田心 ...
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