所在地・住所 | 北海道札幌市中央区宮ヶ丘474 |
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電話番号 | 011-611-0261 |
参拝料金 | 無料 |
参拝時間 |
元旦 |
祭神 | 大国魂神、大那牟遅神、少彦名神、明治天皇 |
創建 | 1869年 |
アクセス | 札幌市営地下鉄東西線円山公園駅から徒歩15分 |
公式サイト | http://www.hokkaidojingu.or.jp/ |
開拓の三神と開国の天皇をまつる
北海道はかつて蝦夷地と呼ばれていた。1869年、五稜郭の戦いが決し戊辰戦争が終結した年に、より明確に日本の国土として認識するために北海道の名がつけられた。
この年から本格的に北海道の開拓が始まるのだが、それに先立ち、明治天皇の詔によって北海道鎮座神祭が東京で執り行なわれた。北海道神宮の祭神として、北海道開拓·発展の守護神となる大国魂神、大那牟遅神、少彦名の三柱の神を御霊代(神の宿った依代)へと鎮めた。
東京から函館、そして札幌へと御霊代が運ばれ、1870年に「一の宮」、「勅祭社」と呼ばれる仮社殿が建てられる。翌年には社名が札幌神社と定められて、現在の地に本殿が建てられた。
1964年には、開国を決断され現在の日本の礎を築かれた明治天皇を祭神としてまつることになり、併せて社名を北海道神宮へと改称する。神社庁に属する神社で戦後に神宮へと改称したのは伊排諾神宮、英彦山神宮、そして北海道神宮の3社のみ。
北海道開拓の功労者37柱をまつる開拓神社
境内にある開拓神社は、北海道の開拓に貢献した36 柱の功労者をまつっており、1938年、北海道開拓70年にあたる年に創建された。1954年には帯広の開拓で知られる依田勉三を合記し、37柱の功労者をまつるようになった。