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廣田神社(ひろたじんじゃ)

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所在地・住所 〒662-0867 兵庫県西宮市大社7-7
電話番号 0798-74-3489
参拝料金 無料
参拝時間 自由
祭神 天照大神荒魂
創建 201年
アクセス 西宮駅(JR神戸線)から、阪急バス(甲東園行き)で「広田神社前」バス停下車
公式サイト http://www.hirotahonsya.or.jp/

地名のルーツにもなった兵庫県第一の古社

『日本書紀』にその起こりが記されている廣田神社は、神功皇后が三韓出兵から戻った際に天照大御神の神託を受け、大神の荒御魂を武庫の地・廣田の国にまつったのが始まりだという。荒御魂とは神の魂の一つ。神は二つの性格をもっていると考えられており、荒御魂とは、その名のとおり、荒々しい一面。たたりなど神威を現わす魂だ。いっぽう、和魂とは温和な魂で、人々に平安をもたらす霊力だ。日本にはもともと自然崇拝の考え方があり、この二面性はそれにも通ずる。

廣田神社にまつられているのは、この荒御魂。神功皇后の新羅との戦いを勝利に導いたことから、勝運、開運隆盛、立身出世のご利益があるとされ、地元球団、阪神タイガースが毎年必勝祈願に訪れることでも有名だ。

廣田神社は古来、国家鎮護の神として厚く信仰された神社で、平安京の西の方角にあることから中世の貴族からは「西宮」と呼ばれていた。平安時代の百科事典『伊呂波字類抄』や『古事記』の注釈書で本居宣長の著した『古事記伝』にも廣田神社を「西宮」と称したことが記載されている。また中世には国家の神事を行なった神官や、公家、五山の僧侶たちが「西宮参拝」と称して、頻繁に神社を訪れては参拝していたことがさまざまな和歌や漢詩などにも残されている。

ちなみに、この「西宮」という呼び名は、その後、神社だけでなく、神戸市東部から尼崎市西部、有馬、猪名川などにおよぶ社領全体を指すようになり、近世にはさらにその領域を拡大。現在の「西宮市」の地名の由来となっている。

境内は約1万6000坪。背後には甲山、前方には西宮の市街地や大阪湾を望む。印象的なのは参道に建つ門。鳥居ではなく、アルファベットの「H」のような形をした神門に注連縄がかかっている。注連縄の奥は神域を示すのだろう。境内には大きな拝殿。その向こうにやはり大きな本殿が建つ。伊勢神宮と同じ神明造で伊勢神宮の式年遷宮の際に出た木材を用いて建てられている。

平安歌人の歌合せの地、天然記念物の群生も

平安時代後期から鎌倉時代初期にかけて活躍した歌人・藤原俊成。廣田神社は、この俊成が判者となった歌合せが行なわれた地としても有名。また、濃いピンク色の小さな花をたくさん咲かせる兵庫県の天然記念物・コバノミツバツツジの群生地としても知られる。

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