近畿 奈良県

廣瀬大社(ひろせたいしゃ)

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所在地・住所 奈良県北葛城郡河合町大字川合99
電話番号 0745-56-2065
参拝料金 無料
参拝時間 午前8:00~午後6:00
祭神 若宇加能売命、櫛玉命、穂雷命
創建 紀元前89年
アクセス 西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線 法隆寺駅(徒歩約30分)
公式サイト https://hirosetaisya.p-kit.com/

1300年前から続く砂かけ祭で有名

奈良盆地を流れる富雄川、佐保川、初瀬川、寺川、飛鳥川、曽我川、葛城川、高田川。この8つすべての川の合流地点に建つのが水をつかさどる神をまつる廣瀬大社だ。合流した川はこれより一つにまとまり、大和川と名を変える。創建は紀元前3年。廣瀬の河合の里長に龍神から「この地の沼から去る」とのお告げがあり、その後一夜にして沼地が陸地となり、高貴な樹木とされる橘が数千株生えた。このことを聞いた崇神天皇が、その地に社殿を建てるように命じたという。

祭神は若宇加能売命。「宇加」は穀物をつかさどることを意味し、「売」は女神を指す。社伝によれば、伊勢神宮外宮の豊宇気比売大神、伏見稲荷大社の宇那之御魂神などと同一視されており、五穀豊穣、商売繁盛のご利益があるという。その後、天武天皇が風と水を治めれば天下は安泰と考えたことから、大和川を挟んで西側にある風の神、龍田大社と一対の社として信仰されるようになった。

廣瀬大社で有名なのが「砂かけ祭」。境内に忌竹を立てて注連縄を張って囲んだ御田に、牛と田人に扮した氏子が、松葉でつくった苗を使って田植えの所作をする。そこへ子どもたちが斎庭の砂を激しくかけるというもので、砂を雨に見立てて、豊作を願う祭儀だ。この祭儀は、天武天皇の時代、675年に始まった大忌祭の行事の一つ。砂は水とも同じ意味をもつため、清めの役割も果たすことから、厄よけの行事としても知られている。

本殿は奈良県の指定文化財。現在のるのは1711年に建てられた春日造のもので、境内では最も古い建物だ。古来、社殿は砂地に建っていると伝えられてきたが、2000年の大改修の際に行なわれたボーリング調査によって、地下が岩盤でなく砂地であることがわかり、伝承が裏づけられている。本殿まではおよそ200メートルの参道が続くが、川の流れと並行してゆるやかな下り坂。人通りの少ない参道には摂社・末社が静かにたたずんでおり、本殿のある空間へと誘ってくれるようだ。

砂かけ祭ではたくさんかかったほうが吉

砂かけ祭には、参拝者と田人・牛役の氏子が砂をかけあう庭上の儀がある。氏子にたくさん砂をかけてもらえれば厄払いができ、健康に過ごせるといわれている。レインコートなど、砂がかかってもよい服装と砂よけのメガネやゴーグルを持参することをお勧めする。

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