所在地・住所 | 京都府京都市左京区岡崎西天王町97 |
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電話番号 | 075-761-0221 |
参拝料金 | 無料 |
参拝時間 | 午前6:00~午後5:00 |
祭神 | 桓武天皇、孝明天皇 |
創建 | 明治28年(1895年)3月15日 |
アクセス | 京都市営地下鉄東西線 東山駅(北へ徒歩約10分) |
公式サイト | http://www.heianjingu.or.jp/ |
平安遷都1100年を記念して創建
平安神宮の創建は1895年、明治維新から2年たった頃のことだ。この頃、京都の街は衰退と評されるほどその力を失っていた。幕末には戦乱の中心となり、明治維新によって首都機能が東京に移されてしまったことが要因の一つだ。
だが、そのような状況でも京都の人々はめげずに街の復興に力を注いだ。新たな京都を模索しつつ、それまでの伝統の継承も忘れない。そんななか、市民の熱意と町おこしが実を結び、平安遷都1100年を記念して平安神宮は創建された。
祭神は桓武天皇。平安遷都を行なった第50代天皇だ。社殿は、平安京の正庁(正面の大広間。表座敷)だった朝堂院を8分の5サイズで再現したもの。大極殿なども創建当時に再現されている。
1940年になると、皇紀2600年を記念して、第121代孝明天皇を祭神に迎え、併せてまつられることとなった。平安遷都の天皇と平安京最後の天皇の2柱をまつる、京都の市民は国民に広く崇敬される神社となったのだ。
京都の歴史を再現する京都三大祭「時代祭」
毎年10月22日に行なわれる時代祭は、京都三大祭の一つに数えられる。創建と同時に始まったもので、「一目で京都の歴史と文化が理解できるものを」という思いが込められている。約2000名にもおよぶ行列と、徹底した時代考証による祭具や衣装は圧巻。